文化論

セルフ・ブランディングの視点から見る大学問題とSNS

大学は、もはやブランディングの役割を果たせなくなってきているようです。

日本の大学教育が崩壊している

こうした「大学崩壊」の根本的な原因は、日本の大学教育が企業の要請とかけ離れたアカデミズム偏重だからである。(中略)

もちろん哲学や天文学のように直接役には立たない学問も必要だが、そういう分野は学生全体の1割もない。日本は一流大学でさえ世界の水準からみると遅れているので、研究水準を引き上げることは重要だが、これも全体の1割に満たない。

圧倒的多数の学生が求めているのは、もっと実用的で分かりやすい教育なのである。

私の大学在籍時も、まわりの学生を見ていると、レジャーランド的な捉え方をしている人たちと真面目に単位を取得し学問に邁進している人たち、そして、その中間としての要領よく学生ライフを満喫している人たちの3タイプがいたように思います。このうち、企業がほしいの要領のいい学生なのですが、そうであるなら(極論すれば)4年間の勉強は必要ないという結論になります。

実際、自分のことを考えても、著しく成長を感じるのは社会に出て揉まれはじめてからのことであり、大学卒業はホントに肩書きの一種にしかなりませんでした。私の場合は名前が知れている大学だったのでブランドにはなっているけれど、そこから一歩進んだセルフ・ブランディングにはなっていません。(たとえば、○○専攻で専門知識を深めた、というところまで行けばセルフ・ブランディングの一翼を担うでしょう)

そういう意味では、池田さんの実学志向には賛成ですね。教養は、講義形態をとらなくても本などから容易に身につけることができます。

続いて、ネット・サービスにおけるセルフ・ブランディングの問題です。

Twitterへ斬り込むFacebook

ただ、この作戦がすんなり進むとは限らない。その理由は個人のプロフィールと著名人・ブランドのファンページという区別だ。Twitterは個人も企業も区別せず一対多のコミュニケーションを提供する。そのため個人が自然に一対多の関係を築いていくシステムが出来上がった。Facebookのファンページも個人で作成できるが、それは個人のプロフィールの延長線上にはない。あくまで個人レベルでの繋がりは相互的な友達関係、企業・ブランドと個人とのは一方的な支持関係という区別は残ったままだ。既に有名な人であればこれでいいが、普通の個人がいつのまにかブランドを作っていく環境にはなっていない。

理音さんの分析はいつも切れ味がありますが、今回のものは特に素晴らしいと感じました。Facebook、Twitterの特性が、セルフ・ブランディングという切り口で説明されており、実感としてかなりの妥当性があるように思います。

近年、さまざまなネット・サービスが乱立しており、それぞれのよさがあるのですが、ユーザーとしてはひとまとめにしたいところ。hoot suiteみたいにクライアント側で統一するというのも一つの手なのですが、やはり連携のよさなんかを考えても、サービス間の連携を強めたり、できるだけまとまって欲しいところなのです。

そういう意味では、Facebookに利があるように感じますね。Mixiは閉鎖的なだけ、劣るように思います。Twitterは機能として生き残るでしょうね。

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ネットワークの時代

これまで、ネットワークといえばパーティーでの人脈、会社、学校での人脈といったリアルなものが主流でしたが、インターネットサービスの充実に伴って、より廉価で気軽、幅広いネットワークの構築が可能になりました。

たとえば、スカイプは電話を実質無料化することに成功しています。

スカイプがIPO書類を提出

スカイプは音声やビデオでインターネットを通じて会話できるシステムであり、ピア・ツー・ピア、つまり顧客のデバイスにそのようなコミュニケーションを可能にするソフトウエアがダウンロードされ、デバイス同士が接続を試みる(=別の言い方をすれば従来の電話会社のような電話局(central switch)が存在しない)システムになっています。スカイプのソフトウエアをダウンロードしたユーザー同士なら通話は無料です。

IPOということで、世界のカバー率拡大に進むのでしょうか?一時期google phoneの話なんかもありましたが、すでに1億人以上のユーザーがいるシェア獲得率はすさまじいものであり、iphoneをはじめとしてようやくインフラが整ってきた今、スカイプの牙城は簡単には崩れないと思います。

続いて、以前にもとりあげたflipboardのお話です。

Flipboardは、twitterやfacebook、さらにtechcrunchなどのニュースサイトなどを自分で組み合わせ、自分自身の雑誌を作り上げる、ソーシャルマガジンアプリだ。あらゆる情報が、タイムラインの様に同じ大きさで上から下に流れていくのではなく、Flipboardが自ら雑誌の様に大きさを分けてレイアウトしてくれるため、非常に読みやすいのだ。

私なんかですと、新聞の論調なんかよりも池田さんとか堀江さんとかといったオピニオンリーダーの論調のほうが気になりますし、ブログやTwitterをチェックしているわけですが、それがより簡単に、デザイン的にも魅力的になるということで画期的なサービスだと思います。

遠い存在だった著名人も、今ではTwitterでかんたんに相互連絡可能となっており、ネットワークの時代は来るところまで来たなという印象です。

そして、そんなネットワークの質のお話を最後に。

成功する起業家の秘密:人間関係の研究

その結果は目覚ましいものだった。「エントロピー的な」人的ネットワークを持つ経営者は、予測可能なネットワークしか持たない人に比べて、3倍も独創的だと判定されたのだ。自分とは異質の人と多数交流することで、彼らはより広い発想を持ち、効果的な情報に触れていた。快適な関係に閉じこもって、誰もが考えるありふれたことを考えるのではなく、全く新しい革新的なコンセプトを彼らは提案していた。

異質な人との交流という意味では、インターネットは最適の場ですよね。TwitterやFacebookなどでの知り合いは、遠いけれども刺激を与えてくれる存在となるでしょうし、それが自分の価値を高め、さらなる飛躍につながるということです。

このように、ネットワークの拡大が簡単になった時代、その価値を最大限に有効活用していきたいものですね。

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Facebookの成功の仕組み

Facebookの成功要因についての分析記事が、私の実感と近かったので取り上げてみたいと思います。

Facebookの普及に見る米国の社会階層性と、『米国=実名文化論』の間違い 小山エミ

そこに、ただ単に自分の周囲の人が使っているから(それ自体も階層分化の影響を受けるが)というだけにとどまらず、自分はハーヴァードのようなエリートの仲間になりたい、あるいは大学に行っていい職を得たいというささやかな上昇志向、あるいは高卒や州立大学のやつらと同じとは思われたくない、という優越感も含めて、階級文化に基づいた心理的動機がはたらいたのではないだろうか。(中略)

Facebookは、ハーヴァード学内における排他性と特権性を持つ社交クラブをうまく利用し、また学外に開放する際はその排他性と特権性を保ちつつ徐々に対象を拡大する戦略を取ることで、実名登録にともなう不安をステータス向上の夢で中和させながら、成長してきたのだ。

私がはじめてFacebookの噂を聞いたときも、エリート大学の社交クラブとしての位置づけだったので、思わずその世界を覗いてみたいと思ったものでした。そのロジックがわかりやすく説明されている記事です。

そして、今となってはそうした仕組みを利用して増加したネットワーク経済性をウリとしたSNSに転換しました。上層の人々は、コミュニティのような形で依然として使い続けるでしょうし、階層戦略と拡大戦略は共存できるということですね。

このような仕組みは、他のサービスにおいても応用できるものだと思います。たとえば、一部のセレブが使っていたブランド物が、今では高校生がバイトして買えるようになったというような構図も似たものでしょう。階層などの見えない価値は、私たちが思っている以上の価値を持っているということになるのかもしれません。

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住みやすい国、日本

広瀬さんが、日本の若者の外国志向について論じています。

既に「留学経験がある」が19.7%、「語学を勉強している」も19.7% 新入社員意識調査

産業能率大学の調査レポートではちゃんと見出しや「全体総括」に「二極化が進んでいる」と書いており、必ずしも「内向き化」だけを指摘してはいないのですが、これをちゃんと報道していたのはオリコンくらいのもので、後のメディアは自分の都合のよい部分だけを選んで記事にしている印象を受けました。(中略)

だからこのような調査の結果をもって「日本はガラパゴス化している」という結論を出すのは性急かも知れない気がします。むしろひとつの可能性として「既に経済成長を成し遂げた国ではわざわざ外国で仕事したいというインセンティブは低くなる」というような要因が働いている可能性に注意を払う必要があるのでは?

米国の状況を見ればわかるように、情報や住み心地などさまざまな要因を踏まえた上で、わざわざ外国に出て行かないという判断をするのはおかしなことではありません。一方で、世界に出ればさまざまな可能性が広がる一面があることも事実で、そうした若者も増えているというのはいいことだと思います。

私なんかは、以前にディズニーランドのサービスにありがたみを感じるという記事で述べたように、日本のサービスを高く評価していますし、気候や文化なども好きです。そういう意味で、居住地を変更することはないと思います。ビジネスも、だんだんと場所を選ばなくなりつつありますし、ネット環境は日本は最高水準です。

外国は善で日本は悪、という決め付けにはたしかに違和感を感じますね。諸要因を踏まえた上でのおのおのの判断があり、それ以上でもそれ以下でもありません。私たちは、価値観の相対化の時代を生きているのです。

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「死んでも一緒だよ」が現実に?

バーチャル対話というと、ポリンキーのメール企画が思い出されますが、あれから幾年月、技術はここまで進化したのですね。思わず、『僕の彼女はサイボーグ』を思い出しました。

亡き連れ合いとバーチャル対話 独居高齢者 寂しさ軽減

このシステムでは、生前の写真や、ビデオに残った映像などを活用し、亡くなったパートナーの表情や声を再現。利用者がテレビやパソコンの画面を通じて会話を楽しめる仕組み。
赤外線センサーで利用者の動きをとらえ、自動的に声掛けをしたり、あいさつや問いかけに応じたりする。複雑な言葉が投げかけられても、オンラインで結ばれた支援センターで待機する専門アドバイザーが返答を入力し、会話が成り立つようにする。

異論、反論もあるでしょうが、私は基本的には賛成です。

たとえば、写真やビデオ、故人の残した文章などを見て故人を偲ぶことはあります。今回のバーチャル対話の場合、それが動画と声をmixした形で行われるということで、基本的には既存の概念の延長なのです。

懸念されるのは、会話の主体はコンピューターであり、故人の特性までは出し切れないというところ。それでも、愛する人を失った悲しみが少しでも癒えるのであれば、存在価値はあるのだと思います。

加えて、昔の思い出に浸って前へ進めないという点も懸念されますが、心の余裕ができなければ、前に進むエネルギーもできません。そういう意味でも、その限定的な役割は肯定されるのではないかと感じています。

逆に言えば、あくまで限定的な役割を果たすにすぎないのですが、むしろ、それでいいのだと思います。私は、他者の心の中で生き続けることが重要で、誰も覚えている人がいなくなった時が、本当の死なのだと思っています。そうした観点から考えると、完全な形で、永続的に生きるバーチャル対話などといったものは必要ないのです。

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ついに人工生命を生み出した人間

DNAを既存の細菌の殻に入れて、生物を作ったというニュースが取り上げられていました。現在のところ、最初のワンステップにすぎませんが、これから研究が進んでいくことで、かなり前向きなシナリオも、ネガティブなシナリオも考え付きます。

合成生物学:人間が生命を造った

悪いものが偶然に生み出される危険性は恐らく低い。ほとんどの細菌は楽な生き方を選び、既に死んでいる有機物を分解する。生きている宿主であれば反撃もするが、死んでいる宿主は反撃しないからだ。
しかし、悪いものを計画的に生み出すとなれば、作成者が10代のハッカーであれ、テロリストであれ、ならず者国家であれ、話は違ってくる。ヒトの病原体を活性化させたり、別の種の動物に感染する病原体を使い、種の壁を越えた感染を促すのがどれくらい容易かは今のところ誰にも分からない。しかし、すぐに分かるだろう。(中略)

ノートパソコンで病原体を設計できるのであれば、同じようにしてワクチンも作ることができる。「オープンソース」ソフトウエアのおかげで、ホワイトハット(善玉)のオタクがブラックハット(悪玉)に対抗するという図式ができたように、生物学もオープンソース化すれば、ホワイトハット遺伝学者が活躍できるようになるだろう。

引用部で指摘されているようなリスク、対処法というのはかなり現実的なところだと思います。情報を完全にキープすることなどできないのですから、全速力でよい研究を進める以外に、悪い研究の結果を食い止める方法はないでしょう。そういう意味で、人類はパンドラの箱を開けてしまったのかもしれません。

比較対照として核爆弾がありますが、これは、資金も技術力も規模もかなりのものが必要で、国単位という大きな単位でしか(今のところ)実現不可能です。それに比べ、細菌のDNAをいじるというのはさほど大掛かりなものではなく、それこそ世界中に散らばっている一定規模以上の研究施設なら可能なのだと思われます。

また、遺伝子をいじった植物とも異なります。植物のDNAの当該箇所をいじるのみならず、ゼロベースで組み立てることさえ可能だということで、それこそ、未知の生物を作り出すことが可能になってしまったわけです。ある意味、ドラえもんのび太の日本誕生のような架空の動物を作ることも不可能ではなくなってきました。

そういった現実的なリスク以外にも、創造主としての神の地位も危ういものになってしまい、無神論がはびこることにもつながりかねません。自然への畏怖といった感覚が薄れていく方向にも作用するかもしれません。

もちろん、いい方向にも作用するでしょうし、ここから派生するネタを取り上げればきりがありませんが、このニュースはその外形以上に大きなインパクトがあると思われます。これを機会に、生命とは何かといったことをボーっと考えてみるのも一興だと思います。

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犬で驚き三題話

Twitterで、犬にまつわるネタが三つほど挙がっていたので、それぞれコメントしておきます。

まずは、犬と人間の深い関わりを感じさせるニュース。

おぼれた少女を愛犬泳ぎ救出 お手柄!!「ラブは神様」

24日夕、大雨で増水した阿南市の那賀川でおぼれた富岡小学校2年生の小林悠那ちゃん(7)=同市向原町下ノ浜=を、一緒にいた愛犬ラブ=ラブラドルレトリバー、雄12歳=が泳いでいき、助け出した。悠那ちゃんは「ラブはわたしを救ってくれた神様」と感謝している。

これには驚きました。犬が、子どもがおぼれていることを察知したという理由付けしかできないような逸話です。子どもの悲鳴に反応したのでしょうか。そのへんはわかりませんが、単にじゃれに行ったとか、そういうことではなく、犬なりに考えて救出したと捉えたい話ですね。きっと、この子と犬の絆は永遠のものとなったことでしょう。

続いて、おもしろい写真です。

お手柄!クヴィレット号に感謝状 渡部さんと手をつないで

著作権の関係があると思うので転載はしませんが、リンク先にはなんとも愛らしい犬の姿が!あんなふうにしている犬は初めて見ましたし、なんだか絵本の世界に迷い込んだようで、記事の内容と共に心温まる写真です。

最後は、愛犬家にとってはちょっとショッキングな話かもしれません。

犬オークションの現場

だが実は「生体を競る」というビジネスモデルそのものが、遺棄を助長する構造問題を抱えている。もう一度上のチャートを見てほしい。流通の過程で「行方不明」になってしまっている犬が約1万4000匹もいることがわかる。その実態は依然不透明だが、高値で売れる犬とそうでない犬が「一目瞭然」となるオークションによって、ふるいにかけられた可能性が否定できない。この点は全国14のオークション業者で作る「全国ペットパーク流通協議会(PARK)」の宇野覚会長も認めている。

オークションのシステムそのものは悪くないのですが、それによってさまざまな弊害が出てくることはこの記事にあるように明らかなので、「売れない」犬や、悪徳業者についての対策を施していくことは求められますね。

ただ、悪徳業者が自分から悪徳であると名乗ることもないでしょうから、どうしても事後規制になってしまうのは致し方ないところがあります。仮に、相対取引に戻ったとしても、多少は改善に向かうものの、同様の問題は残りますので、オークションのメリットを考えると事後的な対策で改善していくことになります。

売れない犬に関しては、アウトレット市場ができればいいのではないかと思います。やはり、多少難があっても安く買いたい・もらいたいというニーズはあるでしょうから、透明性を徹底して負の部分を開示しつつ、それ相応の値段で売却・もしくは、譲渡していくという方法があるでしょう。小売側にしても、ペット飼育グッズとのセット売りなど、市場価値を生み出す方法は工夫次第であると思うのです。オークションのいいところは活かしつつ、大元のブリーダーの正直さがレピュテーションとして反映されるようなシステム作りが求められます。

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ドラえもんの秘密道具が実現する時代へ

ドラえもんというと、基本設定は2112年(22世紀)生まれということで、あと100年くらいの猶予があるわけですが、早くもその秘密道具の一端が開発されようとしています。

ドラえもんの道具、どこまで実現できるかな?

はめると力が強くなる「スーパー手ぶくろ」では、指に装着することで握力が200キロ近くになる「装置」を展示。立命館大が開発、漫画よりかなり物々しい機械だが、スーパーボールを握りつぶす体験ができる。
おなじみ「タケコプター」では、長野県松本市の企業が開発した重さ約75キロ、時速は10~40キロで飛ぶ世界一小さい1人乗りヘリコプター「GEN H―4」を紹介。実機が置いてあり、手に触れたり、期間中のイベントでシミュレーション映像による飛行体験もできる。

まあ、現時点ではどれも力技ですが、100年前にどれだけの技術が実現できていたかに思いを馳せれば、100年後には十分ドラえもんレベルで実用化されているとしても不思議ではありません。

iPadなどの最先端ツールで満足してしまっている自分がいますが、より未来を見据えればどんどん楽しく、便利な技術が生まれてくるであろうことは自明のことであり、貪欲に最先端の技術情報にアンテナを立てておきたいと思います。(株)秘密道具とか、(株)ドラえもんなんてのができて秘密道具を生産し始めたら永久にその株式をホールドしてしまいそうな勢いです。そのくらいドラえもんは好きでした。

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近未来を感じさせるファッション誌

iPadをはじめとして、最先端の技術がだんだんと私たちの生活に入り込んできているように感じる昨今ですが、下の動画を見ると、また一歩踏み出したように感じます。

AR:拡張現実でフィッティングルームがいらなくなる?動画【GQ JAPAN7月号より】

これを見て思うのは、当然、こうした技術が今後の私たちの生活を変えていくであろうことと、こういうコンセプトをいち早く取り入れていくことで、雑誌その他の媒体のサバイバルにも多分に影響していくのだろうなということです。

Twitterの利用なんかでもそうですが、やはり、アンテナの高い人は早々に新しい技術を利用し始めています。思い返せば、ブログにもそういう時期がありました。この時代を生きている実感を得るためにも、投資家としても、アンテナは高くしておきたいところです。

なんでもかんでも利用するってことはありませんが、世の中のアーリーアダプターの方々が導入し、高評価を得たサービスについては導入していくといったように、フィルターを通過した良サービスについては機動的に受け入れていくという姿勢でありたいと思っています。

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考えの外を行く「下水からリサイクルする食用油」

リサイクルというと自然に優しいイメージがつきまといますが、費用対効果など、他の軸からその有効性を検証しないことには、一概にいい行いだとは言い切れないところがあります。たとえば、以下の記事。

下水から作る「再生食用油」を根絶せよ!

“地溝油”は一般に飲食店の厨房から排出されて下水溝に溜まったものだが、中国にはこの“地溝油”で生計を立てている人々が多数存在する。下水溝から汲み集められた“地溝油”は、一昼夜かけて濾過された後、加熱、沈殿、分離といった複数の工程を経て、無臭の「再生食用油」へと変身を遂げる。この「再生食用油」は低価格で飲食業者に販売され、それが飲食店で調理に使われているというのである。

下水溝から油を再利用するというのは、ちょっと常識の範疇を逸脱しているように思います。記事によれば、健康の観点から見ても問題があるようですし、何より、心理的にちょっと問題がありますね。

経済合理的だからとか、生産性が高まるからといった理由で肯定される施策はさまざまありますし、そうした視点が必要な場合の方が多いくらいなのですが、かといって心理面の問題、倫理面の問題が置き去りにされていいわけではありません。さまざまな軸から物事を考えていくことの重要性をとみに感じました。

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弁理士(Patent Attorney)志望、個人投資家(Invester)。TDLと同い年。平成24年合格を目指して3月から勉強開始。F1とドラえもんをこよなく愛す。I wanna be friends and build strong ties with you:)特に知財関係の方は宜しくお願いします。