F1

2012F1スペインGP決勝・アロンソとライコネンに担ぎ上げられるマルドナド

表彰台のシーンはとても印象的で、稀代の名ドライバー二人に担ぎ上げられ、ウイナーの仲間入りをしたマルドナドの笑顔がとても印象的でした。今回の優勝には賛否両論あるでしょうが、マルドナドはきっちり与えられた状況を活かしきりましたし、そこについてはしっかりと評価したいところです。

マルドナド初優勝!

そのままポジションを守りきったマルドナドがウィリアムズにとって2004年ブラジルGP以来となる勝利を決め、4月に70歳の誕生日を迎えたフランク・ウィリアムズ代表のお祝いに最高のプレゼントで花を添えた。ベネズエラ人ドライバーの優勝はF1史上初であり、今季5戦目にして5つの異なるチームから5人目の勝者が誕生している。

2位アロンソ以下、ライコネン、グロージャン、可夢偉、ベッテル、ロズベルグ、ハミルトン、バトン、ヒュルケンベルグまでがポイントを獲得。

ウィリアムズといえばモントーヤがラルフと対立しつつも大活躍を果たしたチームであり、中南米ドライバーの活躍場所としてのイメージも築きつつありますね。

アロンソはスタートの良さを活かしきれなかったのが残念ですが、着実にポイントを重ね、ベッテルと並んでランキング1位と健闘しています。一方、3位のライコネンもしっかりポイントを積んできており、グロージャンと共にここ最近のロータスの安定振りを象徴しているかのようです。

マルドナドの影に隠れてしまいましたが、可夢偉も自己最高タイの5位ということで、条件が整えば表彰台も夢ではないことを実証してくれました。見ていてヒヤヒヤしましたが、バトンをインから鮮やかに抜く思い切りの良さというのは、全世界のF1ファンの胸を熱くしたものと思います(相手がバトンだからできること、という見方もできそうです)。

さて、アロンソのコメントはどうでしょうか。

2012年第5戦ドライバーコメント決勝

フェルナンド・アロンソ(2位)

「決定的瞬間となったのは第2スティントの終わり。マルドナドが少し早くピットインし、僕らはコース上に残ったけど、丸々1周、バックマーカーの後ろでタイムロスしてしまったんだ。メインストレートの終盤でイエローフラッグが出ていたせいもあるんだけどね。(中略)今年のチャンピオンシップはレースごとにウイナーが変わり、トップチームが上下するから本当に解釈が難しい。僕らはカーデザインという面ではベストじゃない――その点ではまだやるべきことが多い――けど、ポテンシャルを十分に出し切ったということには誇りを持っていいと思う。たぶん、クルマの限界以上の成果だよ。この2戦――中国とバーレーン――ではすごく苦しんだから、またポディウムに上がれたのはすごくポジティブだし、残りのチャンピオンシップに対する自信が感じられる。みんな接近していて、ほんのわずかなことが違いを生むから、クルマのアップデートは続けなければいけない」

ライコネンの猛烈な追い上げはフェラーリ側の問題でもあったのですね。また、アロンソの言うように、今年はほんのわずかな差が大きな差につながり、与えられた状況を活かしきることで、勝利が手に入るということもあります。

タイヤとの付き合い方が大きなカギを握っているというのが特徴で、ピレリの発するインフォメーションに鑑みると、その傾向は今後も続いていくと考えられることから、経験豊富な浜島さんがフェラーリに加入したことは大きな価値につながるでしょう。

シーズン当初の調子を考えれば、今シーズンをモノにできれば、2010年のフェラーリチームの失態を拭い去るようなミラクルとなります。アロンソならミラクルを起こせるはずと信じつつ、アロンソの得意なモナコを楽しみにしたいと思います。

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2012F1スペインGP予選・アロンソがフロントローへ躍進!

本当に何があるかわからない今年のF1界、ということで、マルドナドがポール、アロンソがフロントローに立ち並びました。

ハミルトン失格、マルドナドがポール!

1分21秒707のタイムを計測したハミルトンはチームからマシンに問題があるとの連絡を受け、ピットレーンに戻らずにコース上でマシンを止めている。2番手には予選での自己ベストリザルトを塗り替えたマルドナドが並び、以降アロンソ、グロージャン、ライコネン、ペレス、ロズベルグ、ベッテル、シューマッハ、可夢偉のトップ10となった。ベッテル、シューマッハ、可夢偉の3名はQ3でタイムを計測していない。

なお、予選後に行われたスチュワードの調査によりハミルトンはQ3でピットに戻るだけの燃料を積んでいなかったとの裁定が下されて失格、グリッドの最後方につくこととなった。これにより、マルドナドがポールポジションからレースをスタートすることになる。

ハミルトンは一貫して速さを見せていたのですが、燃料を削りすぎたみたいですね。正式な燃料でも十分ポールだったと思うので、もったいないことをしたと思います。

サプライズはマルドナドとアロンソのフロントローで、バーレーンから考えたらありえないことです。フェラーリのスタートはいいので、フロントロー慣れしてないマルドナドがポジションを守ろうと過度にブロックしたりしてレースをオジャンにしないことを期待します。

また、ロータスやザウバーが改めて速さを見せているのも印象的で、メルセデス勢を抜ければ可夢偉も表彰台のチャンスがあるかもしれません。

さて、アロンソのコメントはどうでしょうか。

2012年第5戦ドライバーコメント予選

フェルナンド・アロンソ
土曜フリー走行:6番手
予選:2番手

「今日の3番手は予想外。前進していることは分かっていたからシーズン序盤のレースよりはもう少し楽にQ3に進めるとは思っていたけど、こんなに上位グリッドにつけるなんて思ってもいなかった。これが僕たちのマシンパフォーマンスを本当に反映しているのかどうかは分からない。レッドブルとマクラーレンの1台ずつがQ2で消えるなんて普通のことじゃないし、Q3に進出したもう一台のレッドブルも使える新しいソフトタイヤがなかったからね。それでも、僕たちがここに持ち込んだ新パーツが正しい方向に前進する結果をもたらしてくれたことは明らか。もちろん、まだ最上位を争うには足りない。(中略)最高の観衆の前でレースをするときは彼らがいつも以上のモチベーションを与えてくれるんだ!」

スペインでは2006年以来勝っていないと思いますが、今年はチャンスが巡ってきたということになりそうですね。

また、フェラーリマシンのパフォーマンスについては慎重な姿勢を崩していませんが、スペインで速いマシンは他でも速いを地で行くといいなと思います。特殊要因はあるにせよ、ライバルに接近したのは確かで、アロンソの巧妙なレース運びを考えれば、タイトルの可能性が見えてきたと言えるのではないかと感じています。

最後に、最近のレースで好調なグロージャンに対するアロンソのコメントです。

グロージャンは勝てるとアロンソ

「クルマが良くなかった頃、彼はしばしば批判された」とアロンソは『RMC Sport(RMCスポール)』に語る。「でも、クルマが良ければ彼はすごくいい結果を残す」

「GP2でチャンピオンになったし、素晴らしいキャリアを持っている。才能もあるから、(バーレーンで)表彰台に上がった時は僕もうれしかったよ」

良くないクルマで勝てるドライバーとしてハミルトンを賞賛していたことを思い返せば、当然そこまでの評価には至っていないにせよ、よいクルマがあれば勝てるドライバーとして評価しているのが印象的でした。

グロージャンといえば、2009年の日本GPでスプーンコーナーをたびたびはみ出していたのが印象的で、マシンに苦戦していたんだなという印象がありましたが、スタビリティの高いマシンであれば乗りこなせるあたり、やはりF1に来るドライバーは違うんだなという感じです。

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アロンソがTwitterを始めて身近な存在に

メイントピックに行く前に、一つ気になる記事。以下のアロンソの指摘は重要だと感じます。

今のドライバーは敬意が足りないとアロンソ

「僕はお父さん(ジル)のことを映像でしか知らないけど、一番よく覚えているのはディジョンでのアルヌーとの決闘だね」とアロンソ。「残念なことに、今日ではこうした戦いは見られない。対処しなければならない困難が多くなっているからだ。今のクルマは空力に支配されていて、そうしたパッシングはできなくなってしまった」

「それに加えて僕たちドライバーの関係も、昔の方が相手を敬う気持ちが大きかった。当時のクルマは、一歩間違えば命を失うと分かっていたせいもあるだろうね。今の在り方が間違っているとは言いたくないけど、そういう相互の信頼は、当時ほど全員にはないと思う。これはずっと下のジュニアカテゴリーにまでさかのぼる問題だ。そろそろ、昔の思いを取り戻すべき時なんじゃないかな」

たしかに、たとえば2007年のアメリカGP、モナコGPなど、空力による過度な制限がなければハミルトンとの激しいやりあいが見れたのではないかと思わずにはいられません(2007年シーズンはいろいろありましたが、振り返ってみるとそういうところも含めかなり面白いシーズンだったと言えるでしょう)。

最近では、バーレーンでのライコネンとベッテルのバトルも空力の問題がなければあんなものではなかったはずであり、ここはDRSという解決法でオーバーテイクの増加を図るよりも、空力に傾けすぎてきたレギュレーションを改善すべき、というのは一考の余地があるでしょう。

また、敬意の問題も重くのしかかっていると言えそうです。アロンソの走りを見ていると、相手に抜かれても仕方ない、というところでは過度に粘ったりはしません。一方で、やるときはやる、という一貫性があるように思います。

さて、本題へ。

フェルナンド・アロンソ ファンの質問に答える: フェラーリ公式サイト

フェルナンド・アロンソは、Twitterとフェイスブックに送られてきた多くの質問に答えている。彼の回答はアロンソ個人のウェブサイトに掲載されているが、「フェルナンド」に関連する回答をここでも紹介する。

アロンソ、Twitterを始めるで紹介されているようにとうとうTwitterを開始したアロンソ。著名人が情報発信する手段としてはきわめて優れているTwitter、プライベートを侵されるのが好みではないアロンソはずっとやらないのかなと考えていましたが、ようやく手を出し、なおかつ活発にファンとの交流を図っているようです。

私もアロンソと交流できたらな、と思いつつも、時間がないので他のファンとの交流の内容を見てニヤニヤするくらいです・・・

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2012F1バーレーンGP決勝・ロータスの躍進でさらに混戦へ

ロータスが思いがけず2位と3位を確保し、4位以下よりかなりいいペースで走ったことは意外でした。

ベッテル優勝、ロータスがW表彰台!

他にトップ10の順位に変動はなく、ベッテルが今季初の勝利を手にした。2位に入ったのは復帰後初の表彰台となるライコネン。グロージャンが3位フィニッシュを果たし、ロータスドライバー2人がポディウムに並んだ。

4位以降はウェバー、ロズベルグ、ディ・レスタ、アロンソ、ハミルトン、マッサ、シューマッハまでが入賞しているが、ロズベルグとアロンソはレース後に審議を控えている。

ライコネンは、与えられたマシン以上の実力を出せるドライバーですから(ex.2009ベルギー)、2位でガッカリというのも理解できます。速いアイスマンが戻ってきてうれしいですね!

一方、グロージャンもコンスタントに速さを見せ、しっかり初の表彰台獲得となり、ロータスのチーム力自体がかなりのものであるということを見せ付けられました。

当然、ベッテルの走りも賞賛に値するものの、それ以上に印象的だったのはマクラーレンのペースが上がらなかったこと。アロンソが順位をキープできたというのは正直意外ですね。

このように、めまぐるしくチームの力関係が変わっていくのはかなりおもしろく、今年のF1は最後まで楽しめそうですね(昨年との対比、笑)

さて、アロンソのコメントはどうでしょうか。

アロンソ、序盤戦の成果は実力以上

セパンで優勝したアロンソが果たした新たなサプライズは、バーレーンにて最速と目されるマクラーレンの前でフィニッシュしたことだ。

「僕らが前もって言っていたとしても、考えがたいことだったろうね。僕らはまたダメージをうまく抑えることができた」とアロンソは『Antena 3(アンテナ3)』にコメント。

「ポイントリーダーから8ポイント遅れだったのが、今は10ポイントだ。ヨーロッパを離れた最初の4レースで10ポイント遅れ。これは、僕らに値する以上の貴重な成果だよ」

「モントメロ(バルセロナ)ではもっと良くならなくちゃ。他に頼るんじゃなくて、自分たち自身の力でやり始めなきゃならない」

アロンソはトップからまだ10ポイントしか離れておらず、バルセロナでしっかりアップデートがなされれば、他より劣っていた分改善の余地もあるでしょうから、今こそチーム力を活かしてトップ争いに加わって欲しいですね。そうすれば、序盤戦、苦しいペースの中で最大限を獲得してきた意義が見出せると言えるわけです。期待しています!

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2012F1バーレーンGP予選・激戦、レッドブルVSマクラーレン

上位はレッドブルとマクラーレンが占め、HAMサンドイッチが完成しました。

ベッテル、今季初ポール!

2012年初のポールポジションを獲得したベッテルのタイムは1分32秒422。2番手からはハミルトン、ウェバー、バトン、ロズベルグ、リカルド、グロージャン、ペレスと続き、9番手アロンソと10番手ディ・レスタはノータイムだった。

スタートがかなり波乱含みになりそうな感じですね。ベッテルの必死の守りと、ハミルトンの攻めの競演がなんとも楽しそうです。

トップ勢より下では、ロズベルグが安定したペースを刻めるか、また、予選で健闘したリカルドがレースでどこまでいけるか、アロンソはいつものごとくスタートで順位を上げられるかなどがポイントになってきます。ライコネン・シューマッハの予選戦略ミス組がどこまで挽回するかも楽しみです。やはり、混戦のF1は楽しいですね。

さて、アロンソのコメントです。

2012年第4戦ドライバーコメント予選

フェルナンド・アロンソ
土曜フリー走行:10番手
予選:9番手

「今日は8番手から12番手くらいが相当する感じだったから、9番手は僕らの今のレベルに見合ったグリッドだと思う。正直、今のマシンに合っているとは言えない、このコースの特性を考えると、今のところ今週末はそれほど悪くないんじゃないかな。Q3進出のチャンスをつかむために使用可能な3セットすべてのソフトタイヤを使わなきゃいけなかったから、セッション終盤にはもう残っていなかった。ユーズドタイヤでタイムを残すことに意味はないし、すでに何周か走っているタイヤセットで(レースを)スタートしなきゃいけなくなる。僕たちはとりわけタイヤに厳しそうなレースのスタートでミディアムかソフトのどちらを履くか自由に選べる。今まで、僕らは土曜日よりもレースの方が良かったから、バーレーンでも同じ状況になることを願おう。ミディアムはニュータイヤが3セットあるから、それを最大に生かせるよう明日はできるだけタイヤをしっかり管理しないといけない。僕たちにとってオーバーテイクは楽じゃないし、スタートですぐにいくつかポジションを上げられれば有利になるだろうからスタートが重要だ。目標? 6位か7位くらいでポイントフィニッシュすること。それが最高じゃないことは分かっているけど、今のマシンにできることはそれくらいだと思う」

アロンソのコメントはとても正直で的確だと思います。マシンの力を冷静に見つめ、そこから最大限を引き出すということを意識しているのが窺えます。Q3で走らなかったのはタイヤの問題だったのですね。

熱が入るようにはなったはずのF2012、ミディアムでしっかりタイムを刻めれば、ピットストップのスピードとも相まって順位を上げられるものと思われます。ガンバレ、フェラーリ&フェルナンド!

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2012F1中国GP決勝・残念、可夢偉とアロンソ

ロズベルグがしっかりトップを守りきり、初優勝を飾りました。

ロズベルグが堅実なレースで初勝利!

その間にも先頭を行くロズベルグは後方の争いと無縁に悠々とファイナルラップを走りきり、初めてのトップチェッカーを受けた。バトンとハミルトンのマクラーレン勢が2位と3位で表彰台に上っている。

4位ウェバー以降はベッテル、グロージャン、ブルーノ、マルドナド、アロンソに次いで、可夢偉が10位でポイントフィニッシュを果たした。

期待された可夢偉は10位とポテンシャルを活かしきれませんでした。まぁ、周りのスタートが良すぎたといったところでしょうか。ファステストはマークしましたし、残念とは言え次に期待を継続するのは許されるかなといった印象です。

アロンソはオーバーテイクの失敗が後々まで響きました。どこかでいかなければならないのはわかるのですが、今回は悪い方向に進んでしまいました。

マクラーレンは相変わらず堅実だし、レッドブルもやや劣るもののしっかりポイントを獲得しています。今年はその両チームに、メルセデスも絡んできて、これにフェラーリ、ロータス、ザウバーがそのときの調子によって絡むという感じでおもしろいですね。

さて、アロンソのコメントはどのようなものでしょうか。

2012年第3戦ドライバーコメント決勝

フェルナンド・アロンソ(9位)

「難しいレースになることは分かっていたし、まさにそうなった。僕たちは常にトラフィックに引っかかっていて、他のマシンの後ろにいるときはマシンのポテンシャルを引き出すチャンスがなくなるし、タイヤもかなり摩耗しやすい。3ストップを選んだから明らかに何度かオーバーテイクをしないといけなかったけれど、僕たちのトップスピードじゃメインストレートで追い抜きを実現させるのはほぼ不可能に近いから、マシンをもっとうまく生かせるコースの他の場所でオーバーテイクを仕掛けるしかなかった。これでバーレーンに向けて楽観できるわけがないし、バーレーンは僕たちの弱点でもあるトラクションとスピードが重要なコースだ。来週もダメージを最小限に抑えることがメインになるだろう。(中略)スペインでは大きなアップデートを持ち込むけど、他の皆もそうだから、他の人たちより1秒も速くなる奇跡が起きるとは予想していない」

開発が予定されているのはどのチームも同様でしょうが、キャッチアップはリーダーが差を広げるよりもやりやすいはずですし、フェラーリの総合力が試されると言えそうです。全体の差はタイトですし、いいのか悪いのか開発に資金をかけられるチームがこれからは浮上してきますから、なんだかんだで終盤にかけてはフェラーリ、マクラーレン、レッドブルの争いに収斂されていくのかなという印象です。

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2012F1中国GP予選・可夢偉表彰台見えたか?

可夢偉は予選4位、ハミルトンのペナルティを踏まえると今日は3番グリッドでのスタートとなり、メルセデスの決勝でのペースの悪さを考えると初表彰台、展開次第では初優勝も見えてくる位置につけているように思います。

ロズベルグ初ポール、可夢偉4番手!

上海で自身初ポールポジションを決めたロズベルグのタイムは1分35秒121。以下ハミルトン、シューマッハ、可夢偉、ライコネン、バトン、ウェバー、ペレス、アロンソと続き、ノータイムのまま予選を終えたグロージャンが10番手となった。2番手ハミルトンがグリッド降格ペナルティを受けるため、可夢偉は3番グリッドから決勝レースをスタートする予定だ。

メルセデスの一発の速さは開幕からわかっていたことですし、可夢偉の最大のライバルはハミルトンとバトンのマクラーレン勢ということになるでしょう。ライコネンとウェバーはひたひたと、かつ、着実にポジションを上げることを狙っており、アロンソやペレスあたりはトリッキーな展開を希望しているものと思われます。グロージャンが絡まないことを祈ります。

さて、アロンソのコメントはどうでしょうか。

2012年第3戦ドライバーコメント予選

フェルナンド・アロンソ
土曜フリー走行:12番手
予選:9番手

「厳しい予選になることは分かっていたし、実際にそうなった。ベッテルを1,000分の数秒上回れたし、Q3に進めている。Q2からQ3は風の方向が変わってしまって大変だった。マシンは変わっていないし、ここに持ち込んだ改良も大幅なパフォーマンスの向上をもたらしてくれるものではない。だからこのポジションは僕たちの今のポテンシャルを反映していると思う。もちろん、ポールポジションから1秒遅れなんて満足できるわけがない。でも、僕たちにできるのはこのギャップを縮めるためにがんばることだけ。いい仕事が十分できたら勝つことを考えられるだろうし、そうじゃなきゃそれもない。でも僕は楽観したままだよ。2010年だってトップからはかなり遅れていたけど、最終戦にはチャンピオンシップリーダーとして挑んだんだから・・・。このスターティングリッドはとてもエキサイティングですごいね。メルセデスの2台、ザウバーとロータスが1台ずつ、彼らが誰よりも上位にいる。僕たちはベストカーじゃないからミスは許されない。オーストラリアやマレーシアでできたように完ぺきにうまく運べれば貴重なポイントを持ち帰ることを考えられるだろう」

ザウバーが上にいるというのはチームの資金力など踏まえれば不満が残るところですが、そうした厳しい位置からでも宝を持ち帰れるのがアロンソ、ということで、今年の混戦ぶりを考えるとまだまだチャンピオンの芽はあります。今回はアロンソと可夢偉に注目して観戦したいと思います。

表彰台予想は、

  1. 可夢偉
  2. バトン
  3. ハミルトン

で、マクラーレン勢が可夢偉の初優勝をお祝い、という形の願望を持っています。アロンソはミラクルでなんとか5位あたりまで上げて欲しいですね。

それにしても、今年は勢力図がコース毎にかわるのでとても面白いと思います。可夢偉も活躍し、そんな中、地上波撤退したフジの判断はいかがなものか、と改めて指摘しておきたいと思います。

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2012F1マレーシアGP決勝・アロンソがミラクル優勝でランキングトップへ!

やってくれました、我らがアロンソ!戦略面では損をすることが多かった昨年とは異なり、戦略、チーム力で勝ち取った勝利と言えるでしょう。

アロンソ、乱戦を制す!

夕日の中でレースは終了し、アロンソが2011年イギリスGP以来の勝利を飾った。2位のペレスが自身初の表彰台に上っている。3位はポールシッターのハミルトンだった。

4位ウェバーに次ぐ5位でフィニッシュしたライコネンがこのレースのファステストラップである1分40秒722をマーク。6位のブルーノからディ・レスタ、ベルヌ、ヒュルケンベルグ、シューマッハまでがポイントを獲得している。

アロンソが苦しいペースの中で戦略でガンガン順位を上げていき、ペレスの猛攻を耐えしのいだのは圧巻でした。ペレスは間違いなく敢闘賞であり、あのミスがなければ十分優勝の機会もあったと思います。ハミルトンやレッドブル勢のペースが伸びきらなかったのは意外で、ドライになるタイミングが遅かったのかなと感じました。

シューマッハなどメルセデス勢は今回もレースペースが冴えず、むしろウィリアムズやザウバーといったところが健闘していました。可夢偉はペースがいいときもありましたが、トラブルがらみで残念でした。

さて、アロンソのコメントはどうでしょうか。

2012年第2戦ドライバーコメント決勝

フェルナンド・アロンソ(1位)

「ものすごいレースだったね! 自分にとってもチーム全体にとっても、本当にうれしい。この素晴らしい組織の人々を誇りに思う。これだけ難しい時期に直面しながらも、誰もあきらめる人がいない。実際、追いつくために倍の努力を重ねている。戦略は完ぺきだったし、メカニックはまったく隙のない作業をしてくれ、エンジニアはマシンの準備に全力を尽くしてくれたし、僕は全56周でベストを尽くした。今回の優勝はまったく予想していなかったし、僕に賭けてくれていた人がいたとしたらきっと大金を手に入れただろうね! インラップが終わってピットレーンに戻ってきたとき、どこにマシンを止めていいやら分からなかったくらいだから。あらゆる問題を抱えての優勝は本当にケタ外れ。ウエットではとても良かったんだけど、路面が乾いてくると僕たちの弱点が露呈しちゃって。セルジオが接近してきていたから、僕はドライラインだけを走ろうと努めた。もし彼が僕を追い抜きたければリスクを犯さないといけなくなるからね。(後略)」

アロンソ自身も、サプライズを感じているようですし、チーム力の勝利であることを強調しています。とは言え、スタートでの位置取りやペレスを抑える方法など、アロンソならではというところも随所に見られ、なかなか見ごたえのあるレースでした

次は中国、ここでもウェットならまたフェラーリなど中団勢にもチャンスがあるかもしれません。

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2012F1マレーシアGP予選・やはり来たライコネンとシューマッハに注目

ライコネンは前回予選で戦略ミスでまさかのQ1落ちでしたから、グロージャンの活躍を踏まえても、やはりこのくらいの位置には来るか、という感じの4番手です。そして、シューマッハはレッドブル勢やロズベルグなどを抑え、久々の3番手です。

マクラーレンが1-2、シューマッハ3番手

ハミルトンが記録した予選最速タイムは1分36秒219だった。シューマッハが復帰後初の予選トップ3に輝き、4番手以降はウェバー、ライコネン、ベッテル、グロージャン、ロズベルグ、アロンソ、ペレスのトップ10となっている。

マクラーレンの強さは相変わらずですが、そんなにタイム差があるわけではないので、レースディスタンスでそれぞれのクルマがどれだけ強さを発揮するのか見ものです。メルセデスの特性を考えれば、デグラデーションの激しいマレーシアでシューマッハの復帰後初表彰台は決して楽ではないでしょうし、一度スコールなど降れば、ワンツーのマクラーレン勢だって安泰ではありません。

さて、我らがアロンソは荒れるであろうレースをモノにできるでしょうか。

2012年第2戦ドライバーコメント予選

フェルナンド・アロンソ
土曜フリー走行:13番手
予選:9番手

「クルマの力は最大限引き出せたと思うから、いい予選だった。(中略)ここでのパフォーマンスはオーストラリアよりもわずかに良くなっているから、それは正しい方へ向かっているという証明だ。でも、フロントローを目指すなら飛躍的な進歩が必要になる。バルセロナで新車を投入? いや、それは事実じゃない。クルマの開発をプッシュしているのは当然だけど、堅実な進歩を目指しているのであって、革命的な変化じゃない。現在このクルマは多くの問題を抱えているけど、言い方を変えれば、改善の余地がすごく大きいということでもあるんだ」

悪い車だからこそ、クルマの力を最大限引き出すアロンソというフレーズがそこかしこで聞かれますね。そして、比較的客観的な発言で知られるアロンソが進歩を感じ取っているのはいい徴候で、圧倒的トップに立つまではいかなくとも、ここ最近のフェラーリの定位置である3番手チームくらいまでいけば、混戦の今年であれば十分チャンピオンシップ制覇の見込みはあると思います。

さて、そんなアロンソの興味深い記事が掲載されていました。

“サムライ”タトゥーを入れたアロンソ

アロンソは武士、山本常朝の思想を記録した江戸時代中期の書物『葉隠』に触発されたとのことだ。

葉隠は外国人に侍文化を伝える有名な本ですね。ただ、その記述についてはいろいろ疑義があるのも確かではあり、日本人としてはそのへんの事情も含めて認識しておく必要があります。

ただ、日本の精神面がアロンソに評価されるのはうれしいことで、日本文化の発信意欲が掻き立てられました。

最後に、ポディウム予想をしたいと思います。

  1. アロンソ
  2. ライコネン
  3. シューマッハ

雨で大荒れ、なつかしの顔ぶれが揃うという、根拠薄弱な希望的観測でいきたいと思います(笑)

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2012F1オーストラリアGP決勝・なんとか助かったアロンソ

フェラーリは二台ともQ2落ちだったのでどうなることかと思っていましたが、なんとかアロンソは昨年の定位置まではのし上がることができました。(悪かった頃のルノーでも、オーストラリアではこのくらいの位置にはいたような気がしますが・・・)

バトンが今季初レースを制す!

開幕戦のトップチェッカーを受けたのはバトン。2011年王者のベッテルが2位、ポールシッターのハミルトンが3位で共に表彰台に上った。

4位ウェバーと5位アロンソの後ろは、最終的に可夢偉、ライコネン、ペレス、ダニエル・リカルド(トロ・ロッソ)、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)のオーダーとなり、ここまでがポイントを獲得。

バトンはスタートが全てでしたね。ハミルトンも同様で、そこで雌雄が決してしまったように思います。ベッテルの追い上げはさすがといったところで、レースペースはウェバーと共によかったですね。そういう意味では、アロンソの5位というのは考えうる最善の結果でしょう。可夢偉にも同様のことが言え、ライコネンを抑えきったこと、最終ラップのチャンスをうまくものにしたことなど収穫大であったと言えます。

グロージャンとシューマッハは残念でしたね。あの二人は最終的にはどの位置でゴールできたのかが興味をそそるところです。メルセデスはレースに課題がありそうですが、ロータスは未知数で、予選逃げ切り型ならなかなかの活躍を見せることもありそうです。また、マルドナドはアロンソとのチェイスなどいい走りを見せていただけに残念でした。

さて、こんなレース結果を受けてのアロンソのコメントです。

2012年第1戦ドライバーコメント決勝

フェルナンド・アロンソ(5位)

「とても厄介なレースになるだろうことは分かっていたし、いつも通りの得点数を持ち帰れて満足している。スタートは最高で、序盤から数台を追い抜けたけど、セーフティカー導入後のマルドナドとのバトルはタフだった。彼がコースオフしたのを見たときにはホッとしたよ。それまで彼は何度も僕にかなり接近してきていたから。僕は彼より遅かったし、何カ所か特定の場所でKERSを使いながらとにかくポジションを守るしかできなかったんだ。でもあんな風な形でレースを終えるのは本当にガッカリするものだから、彼には同情する。今日のポジティブなポイントはスタートとピットストップ、それから戦略だ。今日はマシンが昨日よりも良く、上位勢に近づけていたと思う。だけど、パフォーマンス面で僕たちの前にいる人たち、マクラーレンとレッドブルだけじゃなくメルセデスとロータスも含め、彼らに追いつくにはまだまだ作業が山積みだ。ポールからはおそらく1秒くらい遅れている。接戦の集団には7チームから8チームが存在する。ある意味では朗報だけどね。もし僕たちがコンマ数秒を改善できればいくつもポジションを上げられる可能性があるってことだから。来週はマレーシア。セパンはマシンにとってもタイヤにとっても要求の厳しいサーキットだから厳しい試練になるだろう」

たしかに、マッサのピットストップはかなりよかったように思います。フェラーリは弱い部分をしっかり改善してきましたね。また、フェラーリは中団を形成しているとは言え、トップとの差も著しくはないということもプラスです。

とりあえずは守りのレースでポイントを稼ぎ、中国のアップデートに期待したいところですね。

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弁理士(Patent Attorney)志望、個人投資家(Invester)。TDLと同い年。平成24年合格を目指して3月から勉強開始。F1とドラえもんをこよなく愛す。I wanna be friends and build strong ties with you:)特に知財関係の方は宜しくお願いします。