商品・サービス評
壮大な情報蓄積のフェーズから、活用のフェーズへ
人間が機械にアドバイスを求めるシーンというのは、ドラえもん、ナイトライダーやスターウォーズ、藤子F不二雄の短編ほかさまざまな場面で登場しますが、その原理がこうしてはっきりとしてきて、実現しつつあるというのは、かなりの前進だと思います。
「空気が読めるコンピュータ」としてのiPhone4S シマンテック・ウェブはもう現実化している
Siriが目指しているのはそれらの既存のテクノロジーを統合する、もう一段、高いところに位置するレイヤー(階層)として、ユーザーの意図をデバイスが汲み取り、ツボをおさえた回答を返す事です。(中略)
それはウェブ上のバラバラのところに保管されているアナタの個人データや過去の購買実績や立ち寄った場所やブログやSNSに書き込んだこと、スマホが発する位置情報、それらの膨大な記録、つまりデータを瞬時に引き出し、それらからユーザーが何をもとめているかのコンテクスト(文脈)を正確に把握することがコンピュータを賢くするわけです。
インターネット以前の世界では、そうした機能を作るには人工知能とでも言うべきデータベースの存在、思考回路の存在というものが前提と考えられてきましたが、データベースの部分をインターネットが担い、思考回路の部分をうまくつぎはぎすれば実現するということとなっているようです。
私としては、ドラえもんが好きなこともあり、こうした技術がどんどん磨かれていき機械との対話を楽しめる日が来るのを楽しみにしています。欲を言えば、何らかの形で関わっていきたいと思っています。
0ワイヤレス給電でさらに生活が変わる?
タブレット端末、スマートフォンなどは私たちの生活を大きく変えましたが、ワイヤレス給電という形でエネルギーの供給手段が変わると、さらに私たちのスタイルも変わっていきそうです。
電磁誘導方式を採用するQi規格だが、一方のコイルに電流を流し、他方に発生する電流の駆動力を利用するもので、発電機やIHヒーターなどで古くから知られている原理を使っている。この既存原理を統一し、サンヨーなどの充電式電池を作っていた企業が連携してコンソーシアムを設立したというわけだ。技術的には、今のところ「5W以下」の給電であり、主な適用デバイスはスマホや携帯電話になっている。もちろんWPCは、120Wなどのより電力供給の大きな規格も考えているらしい。(中略)
これに対し、日本の村田製作所が独自に開発したのが「電界結合方式」によるワイヤレス給電システムだ。村田製作所は、京都発祥の電子部品専業メーカー。自転車をこぐロボット「ムラタセイサク君」などで有名な企業なんだが、このワイヤレス給電の方式は電界(理学系では電場)を利用した独特のもので、5W以上の給電が可能、となっている。
こうした技術が出てくることにより、私たちの身の回りのものはさまざまな制約から逃れることができ、デザイン面など含め自由度が格段に向上するものと思われます。コンセント位置に縛られる必要はないですし、犬がコードを噛んでダメにしてしまうということもありません。
ただ、規格戦争が起こることはたしかで、どちらがユーザーにとって有意義なものを作り、うまく政治力を活かしつつデバイスメーカーを取り込んでいくことができるかが焦点となりそうです。
0IP電話が使えるアプリが登場
スカイプの難点を克服したアプリということで、爆発的に広まる予感がします。
[モバイル]iPhoneの通話料が最大93%オフ! IP電話アプリ「050 plus」の実力
発信者番号表示(これが、例えばSkypeではうまく表示されず、それでは怪しい電話扱いされるおそれがあります)にもきちんと対応していて、なかなか使えるサービスではないかと感じています。海外でも、wifiサービスを利用したり、プリペイドのsimカードをスマートフォンにさして使うことで、国内と同様の環境で、同じ番号を使って安価に受発信することができますから、そのメリットにはかなり大きなものがあるでしょう。
やはり、普及の壁を乗り越えるには、それまでのシステムとのある程度の連続性が必要であり、発信者番号表示といった機能は、その点をうまく捉えているように思います。また、050ナンバーならすでに導入している企業・家庭が数多くあり、世界的に使われているといった点を考慮しても、これからの時代にふさわしいものとなるように思います。
スカイプの普及に際しては、スカイプ自体が広まっていく必要があるのに対し、こちらは、他者がこのアプリを使わなくても不便を感じず、使ったものが利益を受けるのみという色彩があるので、かなり普及の条件を整えているなという印象を受けます。あとは、落合さんが指定なさっているような電池の消耗などのハード面の進化が進めば、障害はなくなるでしょう。携帯電話会社は、ますます電話以外のところで稼がなくてはならなくなりそうです。
0電気を通り越して空気自動車へシフト?
太陽光飛行機に続いて、革新的な技術が生まれてきているようです。
開発途上の「エアポッド」は3人乗り、最高時速80キロメートルの小型自動車だ。車体は軽くわずか275キロ。
約250気圧260リットルの高圧空気タンクを搭載し、圧縮空気を膨張させてエンジンのピストンを動かすため、二酸化炭素(CO2)などの排ガスを一切出さない。また、タンクの耐久年は50年と維持費がお得だ。 1回の給気で135~150キロ走行できるという。高速道路の走行には向かないが、買い物や短距離の通勤などには十分な走行距離だ。
「エアポッド」標準型の予定価格は7000ユーロ(78万4000円。1ユーロ=112円換算)だ。
技術力不足か資金不足かでなかなかビジネスベースには乗っていないということですが、そのどちらもが不足しているような状況であるというのが正しいところでしょう。こうした革新的な技術も、それをビジネスの側面から支える主体が必要不可欠ということであり、人材の重要性、コネクションの重要性といったものの大切さが伝わってくる事例でもあります。
ただ、話としてはインパクトのあるところなので、ソフトバンクのような理念型の大型企業とコラボすることができれば、かなり目先有望なのではないかと思います。こうした有望技術と資金・ノウハウとを結びつける潤滑油のような存在が求められているように思います。そうすれば、経済におけるイノベーションが活発化し、最適化を図っていくことを通して経済活性化につながることは間違いありません。
私も、今後ビジネスをしていくうえで、こうした夢のある話に関わっていければいいなと考えてしまいました。
0WEB系巨大企業の激戦は続き、消費者は大恩恵を受ける
以前、提携についての話を紹介したGrouponとfoursquareですが、あれから日本でもGroupon Now!がはじまるなど、提携に向けた動きが見られつつあります。
[モバイル]Grouponがfoursquareと提携~チェックインでその場でクーポン購入・使用可能に
今回foursquareと提携したことにより、クーポンが提供されている店舗でfoursquareからチェックインすると、Groupon Now!のクーポンが表示される。そこで即時にクーポンを購入し、割引を受けることができるという仕組みだ
foursquareについては、これまではフレンドが少ないとあまり意味を見出せないようなサービス構造でしたが、これからは、クーポンはあるかななんて期待しながらチェックインすることとなり、これまでの机上のポイントだけのものから実際の利益をもたらすツールへと変貌しそうです。日本においても、この提携によって大幅にユーザーは増えることと思います。
そんなこんなでGrouponは客引きディールを増やし、対抗してポンパレはmixiチェックかfacebookあたりと提携するなどして、どんどん消費者が恩恵を受けるような構造になっていくのではないかと思います。お得な話が好きな私にとってはたまりません^^
続いて、以前、米国でのLaunchについては紹介していたgoogle voiceがついに日本でもLaunchされたようです。
電話は不要インターネット接続とマイクがあれば通話できます
国際通話を安価で格安料金で世界中と通話できます
ビデオチャットも無料でプラグインをインストールしてビデオチャットを使用できます
料金は格安ですし、安定したインターネット環境さえあればすばらしいサービスを享受することができます。また、Googleのサービスの一部ということで、Google+や、Gmailとの親和性もあり、chromeOSやandroid携帯はさらに強みを増し、Google復権の時代が来ることを予感させます。
0経済のニューウェーブ:2011年7月編
さまざまな記事の中から、おもしろいビジネスで将来性があるなと感じたものをピックアップして紹介します。
まずは、技術の進歩を感じさせてくれる記事。
「ほかの飛行機と違うところは、まず第1に、飛べば飛ぶほどエネルギーを獲得することができるということ」
「2つ目は、騒音が少ないこと。他の飛行機が近づいてくる音が聞こえます。普通これはない。モーターの音や外気との接触音などがすごいので、外の音はなにも聞こえないようになっている」
「そして3つ目は、大きくて軽い機体の特徴のために、大気のすべての動きが感じられる。鳥を想像してみてください」
「高い高度の時の操縦が容易ですけれども、特に離着陸の時の乱気流の中では、必ずしもまっすぐには飛べない。自然に抵抗するのではなく、受け入れなければいけません」
太陽光をエネルギーとして飛べるなんて技術の進歩を感じますね。当然、大型旅客機なんかは太陽光のエネルギー変換効率を相当上げないと無理でしょうが、自家用飛行機の定番としての定着は思ったよりも早いかもしれません。
なにしろ、雲の上に行ってしまえば、昼間であれば飛び続けることができるわけですから、パイロットの運転技術に頼る比率が低くなれば、かなり期待できると言えるでしょう。
続いては、より身近な革新についてです。
若し自分の家の値段の月足チャートが見れたら、、、住宅データベースのネット企業、ジローがIPOする
「百聞は一見にしかず」ですから実際にジローの「住宅株価ページ」を見て下さい。下にスクロールすると個々の家の値段の「月足チャート」が出てきます。
しかもその物件の所在する同じ地域の平均物件価格に比べて、その家がアウトパフォームしているか、アンダーパフォームしているか一目瞭然です。
同社は郡(カウンティ)役場などに保存されている住宅取引登記などからこの推定価格を複雑なアルゴリズムを使ってはじき出しています。
その家の売主が幾らの売値を提示しているか?ということもチャートにして見ることが出来ます。
これはぜひ使ってみたいですね。ただ、不動産屋の既得権益を侵すものですから、不動産会社がこれを率先してやるとは思えず、あるとすれば、リクルートのスーモなどの不動産情報系サービスに付属するものとしてではないでしょうか。
最後は、競争の激しい服飾業界についてです。
フランチェスカ(ティッカー:FRAN)は専門店のIPOが成功する典型的パターン
フランチェスカはショッピング体験の差別化をするため、幅広く、かつ浅いマーチャンダイジングを目指しています。同社の扱うアイテムはいずれも高品質でファッション・コンシャス、そしてバリューを意識しています。
同社の仕入れ戦略は、ひとつのSKUで5つ程度の在庫しか仕入れないという点に特徴があります。
言い換えればわざと「常に売り切れるようにする」わけです。
このタイプの店は日本においても増えてきているように思います。特に、ウェブでのダイレクト販売を併設している会社なんかでは、ウェブではだいたい売り切れになっていることが多いです。宝探し感と、習慣としての店舗訪問を狙ったうまい戦略だと思います。
0狙うべきは、道具やサービスを売る人々
ゴールドラッシュで儲かったのは、リーバイスをはじめとした、金を掘る人々にモノやサービスを売った人々だったというのは有名な話です。インターネットにもそれが当てはまるというのもわりと古い議論ですが、大物同士の競争が激しくなり、それがいよいよ現実的になってきた印象があります。
恐るべしアップル 「iCloud」へ全力疾走するけれんみのなさ
iCloudだが、IT業界的には古くからあったアイディアだが、誰も完成形に近付けなかったものを、アップルは全力疾走で革新的な進歩を見せたと、私は判断している。最初に紹介した巨大データ・センターがその背水の陣の決意表明だと思う。(中略)
今回のソフトウェアの改良はすさまじい。サード・パーティが提供していた「かゆい所に手が届くサービス」をほとんど自分で取りこんでしまった。それゆえ、サード・パーティ殺しと揶揄される(中略)
アップルは猛烈な勢いで各種メディアやSNSをを自分のプラットフォームに乗せようとしている。( 換言すれば、縛りつけようとしている。)
アップルはたしかに利益率のいいところをしっかり握っていると思いますが、こうしてインフラ投資を強いられるようになり、iPadユーザーの広がりも鈍化し、同業他社から安価な類似品が多数出回るようになると、なかなか勢いを維持することはできないでしょう。少なくとも、株価上ではそうであると感じます。
そういう意味では、データセンター関係の銘柄、殺される前のサードパーティなど、アップルが巻き起こした波にうまく乗るサーファーにねらいをつけるのがいいということになりそうです。
また、その他一般企業に関しても、第二のリーバイスが登場することが考えられます。
ソーシャルメディアマーケティングを根付かせるために必要なこと
米国では、Buddy Mediaを筆頭に、Vitrue、Involver、Context Optional、Wildfireなどの専業企業が台頭し、広告代理店やナショナルブランドを顧客に順調に業績を伸ばしています。彼らは数億人単位のファン数を持つFacebookページの運営を任され、さまざまなキャンペーンを通じてブランド価値向上や売上アップに貢献しています。彼らは数十億円もの資金調達にも成功し、今後さらなる成長を期待されているのです。(中略)
彼らはFacebookページの開設代行を行うと同時に、ページを簡単にカスタマイズできるソーシャルアプリを数多く用意します。そのうえでFacebookページやTwitterへの投稿管理ツールを用意し、ファンを増やす(Acquire)と同時に、いいね!やコメント、シェアの数の数をポジティブに増やしていきます(Engage)。ネガティブなコメントが入ってこないように、巧みにコミュニケートしていくこと(Moderation)も大事です。こうした作業を経て、顧客企業の目的に即していくのです。
実際にSNSをやってみるとわかりますが、大規模企業がこれを管理するというのは簡単ではありません。そういう意味では、外注が適している分野の一つであると考えられます。そうした外注先も、これから魅力が出てくる企業の一つと言えそうです。
逆に言えば、内製は難しい部分に強みを持って、大企業からしごとをもらうという考え方は一つの起業の視点ということが言えそうです。
0クーポンの経済学
橘玲さんのブログにおもしろい記事があったのでご紹介。
ところでこんなことをしていて、店はやっていけるのだろうか。でもよく考えると、これはなかなか巧妙なアイデアだ。クーポンの有効期限は翌月末になっていて、使わないと損をした気になる客に来店を促す。彼らは1人2000円しか払わないかもしれないが、短時間で帰っていくのだから、回転率が高ければ店の売上は大きくなる。なかには高額の飲食をする客も一定数いるだろう。
客がこのクーポンを使うのは、たんに割引率が高いからではなく、ゲーム性があって面白いからだ。いろんな組み合わせで“最適”な注文を試行錯誤できるし、努力(?)次第でCP(コストパフォーマンス)はどんどん高くなる。
定額クーポンの場合、最低限ラインで店を変えるという発想こそすれども、実際に店を変えるのはそれはそれで面倒であり、結局長居してしまうんですよね。いつまでも滞在してしまいたくなるような、スイッチングコストの高い店作りをしていくことが必要ですね。
また、20%などの定率クーポンの店もありますね。この場合、どうも品質と価格を比較した場合にやや品質不相応の価格がついており、クーポンを利用することでようやくトントンといった場合もあるので注意が必要です。
結局は、サービスや料理の善し悪しがクーポンの割引額以上の効用を左右するので、いい店に行って、クーポンが用意されていれば使うくらいのスタンスが一番いいのだと思われます。
店側から見れば、クーポンも、一部のフラッシュマーケティングサービスのように一度限りのお客をたくさん手に入れても仕方ないわけですから、そこは頭を使って割引率・額・サービス内容などを考え、大前提として、サービスや料理の質を良くしていくことを忘れないといったことが重要になるのだと思います。
0bauhutte BU-91 Delphinを導入してみた
最近まで床屋の待合室に予備として用意されているようなチープなイスを利用していたのですが、本格的に弁理士の勉強を始めるということで、本格的なイスを買ってみることにしました。
amazonでいろいろ検討してみたのですが、毀誉褒貶はありつつもbauhutteが価格相応という印象を受けたため、bauhutteの中から選んでみることに。エグゼクティブっぽいBauhutte LU-16や、高いけどすわり心地がよさそうなBauhutte BF-68 Whicron
などと迷いましたが、通気性、肘掛のはねあげ、コストパフォーマンスなど総合してBU-91に。
組み上げは簡単です。説明書の注意書きは組み立てのコツとして重要(ねじの締め方とか)。ただ、女性はややてこずるかもしれませんので2人で組めばなおいいかと思います。男性なら1人で余裕です。
ガスシリンダーを覆うプラスチックの部品が割れてたのはショックでしたが、こんなんで取り替えとかもバカらしいし機能には影響しなさそうなので放置しました。でも、今後買う際のマイナス点にはなります。
あと、PUレザーの質感が画像で見ていたのとはだいぶ異なり、まさにイスによく使われるレザーといった感じ。綿がもっと入っていてもいいような感じもしますが、そのへんは経年劣化を見てみないとわかりません。
座ってみた感じは問題ありません。ロッキングも角度は十分。早速キイキイ言うときもありますが、そこは値段相応と判断しています。
トータルで評価すると、12,000円という価格にしてはかなり頑張っている印象を受けました。欠点を少しも許容できないという人は10万overのイスを選び、私のような庶民はこのイスでちょびリッチ感を味わうというのがベストでしょう。
なお、BauhutteのHPに行くと商品ごとのアップデートが掲載されており、着実に客の意見を吸い取っている努力をしているようです。そこは私の購入の決め手になったところであり、素直に評価したいところ。
| Bauhutte (バウヒュッテ) オフィスチェア BU-91 Delphin ハイバック PUレザー ハイバック 跳ね上げ式アームレスト ハンガーフック バックポケット付 |
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Bauhutte (バウヒュッテ) 2010-09-21 売り上げランキング : 6050 |
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3D印刷技術の持つ可能性
3D印刷技術に関しては、すでに実現されてから数年経つのに、そのポテンシャルに比してあまり話題になっていない点が気がかりでしたが、やはりコスト面、材料面の問題などがあるようです。
しかし今、その正反対のことを実現する新しい製造技術が登場してきた。3次元(3D)印刷技術を使えば、1つの製品を、数千個単位で製造するのと同じくらいの低コストで作ることができ、規模の経済が覆されるのだ。3D印刷は世界に、工場の出現と同じくらい衝撃を与える可能性がある。
仕組みはこうだ。まず、パソコン画面に基本設計図を呼び出し、必要な部分に色や形の手直しを加える。次に「印刷」ボタンをクリックする。
すると、隣に置いてある機械がブーンと起動し、ノズルから原料を噴射して積み重ねていくか、あるいは金属やプラスチックの粉末でできた薄い層の一部だけを微量の接着剤やレーザービームで固めていき、物体を少しずつ成形していく。
このように、材料の層を1層ずつ積み重ねながら徐々に製品を作り上げるため、この技術はアディティブ(加法、付加的)製造とも呼ばれている。そして最後に、作りたかったモノが――車のスペアパーツでも、ランプシェードでも、ヴァイオリンでも――が出現する。
逆に言えば、大量生産などによりそうした問題点が解消されれば、爆発的に普及する可能性があります。3Dテレビ、3D映画なども一定の話題にはなりましたが、3D印刷技術は日常生活と深い関わりを持つだけに、それどころの話では無いと言えるでしょう。
3D印刷技術が普及すれば、個性の追及という現代的流れがさらに加速することが見込まれます。おのおのが自分の好みを反映したマグカップ、フィギュア人形(笑)などの日用品を成形することができるのです。当然、記事にあるように、工業製品のプロトタイプ作成、少量生産などに利用するのもいいでしょう。
知的財産権については、私的利用に限り許されるというのが常識的な意見であり、いくら簡単に複製できてしまうとは言え、そこを制限することは現実的に難しいでしょう。ライセンス商売はやや影響を受けそうですが、社会にもたらされる効用を考えると、微々たる問題であると言えるでしょう。
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