相撲
平成22年大相撲初場所初日から3日目
今場所は、さまざまな意味で期待が持てる場所となりつつあります。
①稀勢の里の覚醒?
まずは、日本人力士期待の星、稀勢の里が活躍している点です。様子を見る相撲だったり、むやみにつっぱって呼び込んだりとちぐはぐな相撲が続いた昨年でしたが、今年は、しっかり四つで組みにいくとか、相手十分にさせない左手の使い方とか、自分の型を意識した相撲がとれています。
すでに琴奨菊と把瑠都という二人の苦手を撃破しており、この調子が維持できれば、両横綱にも肉薄できるのではないかという期待を持っています。さしあたっては、日馬富士と琴欧州の両大関をいかに攻略するかといったところです。
②活躍すべき人が活躍する場所
今場所は、把瑠都や日馬富士、琴欧州といった実力者がその実力を存分に発揮している場所でもあります。豪栄道や栃煌山も、着実に実力をつけてきているのがうかがえる相撲で、星もついてくることでしょう。
また、玉鷲や猛虎浪、鶴竜などの味のあるモンゴル勢の相撲も見ごたえがあり、楽しくなってきたなという印象です。
③話題も盛りだくさん
魁皇の幕内808勝の盛り上げ方はびっくりしましたが、今場所はなかなかいい相撲をとっていると思います。初日の堅さは全盛期にも見られた類のものであり、いつもの場所よりは調子がいいんじゃないでしょうか。
なお、びっくりしたのが、昨年の日本人力士最多勝が魁皇だということ。魁皇といえば、6場所すべて8勝で切り抜けて揶揄されましたが、それが最多勝だなんて・・・さすがにびっくりしましたが、よくよく考えるとコンスタントに上位で勝ち越す日本人力士もいませんでした。魁皇がすごいのか、他が情けないのか・・・
さて、今後の注目になってくるのが千代大海で、気合が空回りしてまったく通用していません。こうなると、6日目がXデーになるなんてこともにわかに現実味を帯びてきました。私としては、意地の突っ張り、電車道、そして、勝ち星を見たいところです。
0平成21年大相撲九州場所総括
今場所は要所要所で見たくらいで、展開としてはちょっとおもしろさに欠けるものでした。
①白鵬の独走と朝青龍の息切れ
まず、年間最多勝86勝から見て、白鵬の強さがずば抜けています。朝青龍は本割で6連敗と地力の差を見せ付けられています。朝青龍の足腰の良さは消えておらず、怪我さえなければもっと戦えるのですが、それにしたって白鵬の安定感にはかないません。
白鵬の素晴らしいところは、あの舞の海がよく解説する足をしっかり曲げた踏み込み、そして、相撲勘の良さです。おそらく、私が見てきた中で最も相撲勘のある力士と言えます。(貴乃花が重量級の力士に囲まれていなかったら、こういう相撲になっていた可能性があります。)
朝青龍も同様の相撲勘の良さがありますが、体格面の不利は否めません。怪我など無ければ、来年も白鵬の年になるでしょう。
②魁皇と千代大海、そして琴光喜
魁皇はやっとのことで勝ち越し、琴光喜は白鵬といい相撲を見せましたが、結局はやっとの勝ち越し、そして、千代大海はまたも2勝止まりで大関陥落となりました。
下の世代の台頭を考えると、魁皇は来年で見納めとなりそうです。幕内最多勝は更新できる見込みですが、さすがに1045勝は目指せそうにありません。
琴光喜は、ちょっと優勝には絡めませんね。ただ、相撲技術の高さは生きているので、魁皇や千代大海同様、大関として長持ちしそうです。
千代大海は初場所で見納めになるでしょう。突っ張りの威力も衰え、今場所とあたる顔ぶれがそんなに変わらないことを考えると、10勝は高いハードルです。ただ、彼の関脇に落ちてもとるという選択は、彼の泥臭さや大関へのこだわりが出ていて否定しようとは思いません。
③安馬と琴欧州
安馬は体格差につけこまれるケースが多く、初代貴ノ花のような限界を感じてしまいます。これから、大きくなっていけるかが横綱へのカギとなりそうです。
また、琴欧州はやや安定感が出てきているので、来年は展開次第では横綱昇進もあるかもしれません。
④鶴竜と把瑠都
鶴竜にはガッカリで、先場所のような前に出る相撲があまり見られませんでした。しっかりといいときの相撲を定着させる必要があるでしょう。
把瑠都は勝ち越したものの、及第点とはいきません。安易にガバっと後ろまわしをとりにいって体格に頼るのではなく、体格を活かす相撲を身につけてほしいと思います。それが身についた途端、大関、横綱は堅いでしょう。
⑤稀勢の里、豪栄道、栃煌山、そして琴奨菊
この面々にはかなりがっかりさせられました。稀勢の里は相撲がなんともバラバラで、突っ張りに足がついていっていませんし、せっかくの右四つも立会いの悪さでチャンスが捉えられません。立会いも含め、白鵬の足を参考にしてほしいところです。
豪栄道は、相撲勘の良さは相変わらずで、前にも出れていますが、結果が伴いませんでした。もう少し身体を大きくして圧力を身につけることですね。
栃煌山は前に出るのはだいぶさまになってきましたが、それ以外にとりえがないのが残念です。とりあえずは相撲勘を磨いていくことが必要でしょう。
琴奨菊はこじんまりと相撲が完成している状況で、前に出る姿勢はいいのですが、そこで頭打ちです。やはり、相撲勘を身につけていくことが必要ですね。
⑥来年への期待
来年は、舞の海や北の富士が言っているように、考えながらの稽古で相撲勘を身につけてほしいと思います。絶え間ない攻め、前に出る足、スキのない立会いが、勝利へとつながっていくはずです。
0千代大海の引退ライン
最近の成績不振で進退が取りざたされている千代大海ですが、ついに進退ラインを明確にしました。
千代大海 来年初場所「6敗で引退」…えっ!場所前から陥落前提
大相撲九州場所を史上ワーストの14度目のカド番で迎える大関・千代大海(33)=九重=が12日、福岡市内の部屋で今場所を負け越して、関脇に陥落しても現役を続行することを正式に表明した。さらに関脇で来年の初場所を迎えた場合、大関復帰ラインの10勝に達しないことが決まった時点での引退も明言した。場所前に負け越しを想定する異例の発表に横綱・朝青龍(29)=高砂=も首をかしげた。
たしかに、大関陥落が決定してから発表すればいいこと、という意見にも一理ありますね。ただ、本人としては、本場所中ずっと引退するのかと聞かれ続けるのも精神的に辛いということで、はっきりさせてしまいたいというところもあったのでしょう。
長い間大関・千代大海というイメージがついていたので、関脇・千代大海なんて見たくないという気持ちもありますが、最後まで燃え尽きたいという本人の意思も尊重してしかるべきものだと感じています。最後まであの闘志ある突っ張りを見せて欲しいものです。
0平成21年大相撲秋場所千秋楽・見ごたえのある横綱決戦
両横綱の決戦はいつも見ごたえがありますが、今回も攻防のあるいい一戦だったと思います。
①朝青龍が意地を見せてバースデイ優勝
朝青龍は本割では圧力に屈しましたが、決定戦では持ち前の握力と相撲勘で白鵬を倒しました。稽古うんぬんという話はありますが、あの相撲自体はファンを楽しませてくれたものになりました。
これで、北の湖の記録に並びましたが、優勝の間隔はだんだんと空いてきており、今後、このトレンドを巻き返すのは難しいと考えています。それだけに、今回の優勝は大きな意味を持ちますし、喜びもひとしおでしょうね。
それに対して、白鵬は負けはしましたが、足腰の磐石さは見事。これから何度優勝を重ねることか計れませんが、若さを考えると大鵬の記録をうかがうのは間違いないでしょうね。
②把瑠都と稀勢の里の差は開く
把瑠都は、規格外のパワーをうまくつかいこなせるようになり大関候補筆頭に躍り出ました。それに続くのが、立会いを磨いた鶴竜。
昨日も書きましたが、稀勢の里はそういう意味ではずいぶん遅れをとってしまいました。今からでもいいので、立会いを厳しいものへと完成させていくこと、差しを磨くことに専念してほしいです。そして、苦手の相手がいるところに積極的に出稽古に行って、苦手を克服してほしいです。
③来場所の話題
来場所は、これといった話題がありません。大関陣は軒並み10勝に届かず。あえて挙げれば、千代大海がついに陥落か、否かといったところでしょうか。
大関候補の関脇・把瑠都と鶴竜、そして、それを追う豪栄道と稀勢の里の小結コンビというのはおもしろいところです。
そして、横綱陣が強さを維持するか。こうやって考えるとなかなか楽しい展開なのですが、自分が期待する結果にならないと悔しさでジタバタしてしまうんですよね
とは言え、楽しみであることには変わりないので、11月場所を待つことにします!
0平成21年大相撲秋場所14日目・優勝決定は千秋楽に
まさか、朝青龍がここまで好調を維持するとは誰も予想していなかったでしょうね。場所前に稽古の貯金を再び作り出したことが勝因でしょうか。
①白鵬は綱渡り、朝青龍は安定しての14日間
白鵬は、持ち前の相撲勘の良さで怪我を乗り切り、翔天狼相手の不覚以外は白星を重ねてきました。
朝青龍は、勝ちに徹底する相撲で、やはり相撲勘の良さをフルに発揮してきました。この相撲勘の良さは、対応の速さ、足腰の良さともリンクしている概念であり、日馬富士や鶴竜にもその片鱗が見られるものです。
日本人力士には、これが足りていないし、欧州勢にもありません。欧州勢の場合、これをパワーでカバーできるのでいいのですが、日本人の場合はパワーでも負けてしまいます。
たとえば、稀勢の里なんかは、外国人がいないとしたら、とっくに横綱になっていると考えられます。
そんな日本人力士の中で、相撲勘の良さがあると評価できるのが豪栄道です。今場所は怪我もあり勝ち越しがやっとですが、来場所以降、期待できます。
また、古株の中では琴光喜でしょうか。ただ、慎重にいきすぎたりバタバタになってしまう悪い癖があります。
来場所以降、横綱の独壇場にならぬよう、日本人も外国人も含め若手の奮起を期待します。
②今場所の優勝者は?
本命は朝青龍です。白星ひとつぶんのリードがありますし、変化の可能性なんかも抱えていて、白鵬としてはやりにくいですね。また、白鵬の怪我に対し、朝青龍の怪我はあまり響いていないというのも大きいです。
それでも、ややあまのじゃくになって、白鵬の優勝を予想したいと思います。貴乃花が怪我をおして武蔵丸をやぶったときのような、そんな気概を見れるのではないかと楽しみにしています。
0平成21年大相撲秋場所4日目から8日目
主要な取り組みすら見れない日もあり、まとめて雑感を記します。
①大波乱の白鵬
白鵬が初顔相手に負けたのは一番の波乱でした。昨日の玉乃島戦もやや強引でしたし、今場所はまわしの組み合いが見られないことからも、やはりサポーターのある方の手がうまく使えないのかもしれません。
②明暗分かれる大関陣
明は、佐渡ヶ嶽勢です。琴光喜も琴欧州も1敗は喫したものの、本調子が崩れたわけではないので、横綱戦がおもしろくなりそうです。
明と暗の間くらいなのが、日馬富士と魁皇。日馬富士は序盤戦に熱の影響からかは不明ですが負けが込みました。その後、しっかり立会いのキレをとりもどしています。魁皇は、それなりに持ち味を発揮していると言えるでしょう。
暗は、千代大海。これからの対戦相手を考えると、5勝できれば御の字というペースです。引退説もささやかれることでしょう。
③若手にも明暗
明は、鶴竜と把瑠都でしょうか。鶴竜は立会いがグンとよくなり、前に出る相撲が完成しつつあります。なんだか栃東を彷彿とさせる人材です。把瑠都は、ツッパリを新たに身につけ、破壊力を生かした相撲が取れるようになりました。安易に抱え込みにいこうとして上体が起きてしまうことがなければ、もっと安定するはず。
暗は、厳しいようですが稀勢の里。負けた相撲がふがいないですね。あと一歩、と昔から言われているので、出稽古で磨いて欲しいところです。また、豪栄道は怪我の影響からパッとしませんし、琴奨菊はあのキツイまわしに頼っているようでは期待できません。
現時点での優勝候補は、琴欧州だと踏んでいます。白鵬はちょっと怪我が響いていますし、朝青龍は大型力士である琴欧州と白鵬に苦戦を強いられそうです。琴光喜は、バタバタしてしまう相撲が後半に出てくるのではないでしょうか。
大穴で鶴竜という線もありますが、横綱戦が残っているので厳しいでしょうね。
0平成21年大相撲秋場所2・3日目、持ち味を出す上位陣
初日は失望のあまり投げやりのコメントになってしまいましたが、2日目、3日目と見ていると、上位陣はしっかり持ち味を出している印象です。
①琴欧州、琴光喜は自分の型で攻めている
琴欧州はしっかり捕まえて寄り、という基本ができていますね。上半身のパワーは尋常じゃありませんから、ああしてしまえばたいがいの相手には勝てます。しかも、安定できるのがいい。
いつもの場所との違いは、しっかり前に出ていることで相手の小手先の変化を許さないこと、そして、足がしっかり送れているのでポカもしません。
一方の琴光喜は素早く動けており、本来の多彩な技が活きています。これまで、慎重にしとめようとして長い相撲になったり、あわせすぎてバタバタ倒れたりしていましたが、そのバランスがとれるようになっていると感じます。
②なんとか復調の把瑠都と稀勢の里
将来の横綱候補であるこの二人ですが、把瑠都の方は初日の横綱戦で溜まったうっぷんを晴らすかのような豪快な相撲が続き、曙を彷彿とさせる活躍ぶりです。
一方の稀勢の里は、やや強引ではありますが初日の立会いの失敗を意識して、素早い立会いをめざし、その後の攻めも休まず続いていていいと思います。これなら、朝青龍とあたるときも楽しみです。
③両横綱もらしさが出ている
白鵬は抜群の安定感で、誰も文句をつけられないでしょう。まさに、全盛期といった様相を呈してきました。
一方、朝青龍は怪我をしているわりには動けていて、超攻撃的な相撲をとっています。スピードで攻撃力を上げる横綱昇進時の相撲を見ているようでワクワクさせられます。
0平成21年大相撲秋場所初日・波乱なき初日
いよいよ相撲も始まりましたが、なんだか拍子抜けの一日でした。
①両横綱安泰
白鵬は万全、朝青龍も素早い攻めを見せ、把瑠都のふがいなさが目立つ展開でした。力士があんなに飛ばされるのを見るのも珍しいですね。
②稀勢の里の情けない負け方
立会いで勝負が決定しており、なんともふがいない負けでした。前向きに捉えるとすれば、関脇という地位から考えてこれからは平幕戦ですし、横綱戦はまだ遠いので、調子を取り戻して、せめて善戦を見せて欲しいと思います。
また、もう一つの視点としては、魁皇の例があるでしょう。武双山にあえなく敗れた一戦が、武双山の優勝決定の一番で、繰り返し放送されたことから、そのみじめな自分の姿をココロに焼き付けて発奮、大関昇進を果たしたのでした。そのような気概が、稀勢の里にもほしいところです。
③下位にめぼしい力士がいない
期待の若手がだいたい上位に上がってきてしまったので、4時台の取り組みにイマイチ華がありません。
栃煌山、豪栄道なんかは幕下の頃から騒がれていましたが、今はそうした人材がちょっといないかなという感じです。あえて言えば、ハーフの兄弟なんかは期待できるかもしれません。それにしたって少なくともあと1年はかかるわけで、なんとか相撲界が活気付くことが期待されます。
0貴乃花の稀勢の里への期待
憧れの貴乃花の指導ということで、伸び悩んで吸収力も高まったであろう稀勢の里には非常に有益な時間となったでしょうね。
大相撲の貴乃花親方が12日、青森・弘前巡業で関脇・稀勢の里(23)=鳴戸=へ熱血指導を敢行した。かねて期待をかけている日本人大関候補に3度も歩み寄り、熱心にアドバイス。2月に巡業副部長に就任してから、巡業で関取を直接指導するのは初。
鳴戸親方の出稽古禁止方針は有名ですが、それも緩んできたと聞きます。現状としては、部屋制度に囚われている暇などなく、期待の日本人力士がモンゴル・欧州勢と伍していくという構図を大相撲界全体で作っていき、興業的にも盛り上げていく必要があるでしょう。
それを考える上で、柔軟な考え方の持ち主である貴乃花親方は適任ではないでしょうか。伝統を守るのも大事ですが、今後生き残っていくためにある程度の柔軟性も必要だと思われます。
0平成21年大相撲名古屋場所千秋楽・熱戦の横綱戦
朝青龍と白鵬の相撲はみごたえがありましたね。
①横綱はやはり横綱
千秋楽結びの一番は、見ごたえのある大相撲となりました。前評判としては、白鵬の一方的な相撲になるのではないかというものでしたが、ふたをあけてみれば、巻き替えの応酬で、体制もどちらが有利になることもある大接戦。白鵬と言えども、一度もヒヤリとしなかったとは言えないでしょう。
今回の一番で、両横綱の真価が出たなという感じです。攻めも守りも、創意に富んでいて臨機応変です。このへんのところが、横綱とそれ以外を分けるセンスの差となっているように感じます。
朝青龍は、10勝5敗と奮いませんでしたが、奇しくも高砂親方が指摘するように、年齢なりの相撲がとれるようになれば、もう一花咲かすのではないかと思いましたね。
②大関陣が存在感を見せる
今場所は、大関陣の存在感も際立ちました。
琴欧州は千秋楽もまわしをとれば強いという安定感を見せて13勝。これまでも、まわしをとれば強かったのですが、足腰の安定感がイマイチで星が伸びませんでした。しかし、稽古をたくさんこなしたこともあり、上半身の強さと下半身の安定がかみ合い、このような結果となっているようです。
琴光喜は、鋭い攻めが戻ってきて12勝。一方で、それが出ないときはもろさも感じさせました。最近は、病気が続いたこともあり攻めが空回りすることも多かったのですが、この調子でいけば来場所もおもしろくしてくれるでしょう。
日馬富士はふるいませんでした。勢いがないわけではないし、足腰もいいのですが、やはり他の力士にまともに相撲をとられると体格差が出てしまいますね。技を磨いて再挑戦してほしいと思います。
千代大海も存在感は見せました。朝青龍と琴欧州を破っているのですから大したものです。あのような相撲をとる力士が他にいないのも強みですね。ただ、薄氷の土俵は続きます。
魁皇は、対上位戦の勝率がめっきり悪くなり、朝青龍を倒したものの、今後が心配されます。
③若手の展望
稀勢の里は1横綱3大関撃破で9勝という数字だけ見れば関脇として評価できますが、大関を期待されている力士とすれば物足りません。まずは、三役以下の力士に全勝できるようになる必要があります。琴奨菊と把瑠都が課題ですね。
攻めもできるようになったし、詰めもよくなりましたが、雑なところがあります。特に立会いは、相手の体格に合わせて変えていく必要があります。
把瑠都も体格を活かした豪快な相撲が出てよかったと思いますが、立会いが雑です。立会いが雑なままでは、ちょっと大関挑戦は厳しいでしょうから、今後の課題ですね。
豪栄道、鶴竜は試練の場所となりました。どちらも、巧みな押しと投げもこなせる器用さが信条ですが、今後、大関昇進は堅いと見ていますので、経験を積むことを待ちたいと思います。
次は秋場所ということで、昨年は初観戦した記念すべき場所です。余裕があるようなら、行きたいと思います。
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