経済のニューウェーブ:2011年7月編

さまざまな記事の中から、おもしろいビジネスで将来性があるなと感じたものをピックアップして紹介します。

まずは、技術の進歩を感じさせてくれる記事。

パリ航空ショー:今年の目玉は太陽光飛行機

「ほかの飛行機と違うところは、まず第1に、飛べば飛ぶほどエネルギーを獲得することができるということ」
「2つ目は、騒音が少ないこと。他の飛行機が近づいてくる音が聞こえます。普通これはない。モーターの音や外気との接触音などがすごいので、外の音はなにも聞こえないようになっている」
「そして3つ目は、大きくて軽い機体の特徴のために、大気のすべての動きが感じられる。鳥を想像してみてください」
「高い高度の時の操縦が容易ですけれども、特に離着陸の時の乱気流の中では、必ずしもまっすぐには飛べない。自然に抵抗するのではなく、受け入れなければいけません」

太陽光をエネルギーとして飛べるなんて技術の進歩を感じますね。当然、大型旅客機なんかは太陽光のエネルギー変換効率を相当上げないと無理でしょうが、自家用飛行機の定番としての定着は思ったよりも早いかもしれません。

なにしろ、雲の上に行ってしまえば、昼間であれば飛び続けることができるわけですから、パイロットの運転技術に頼る比率が低くなれば、かなり期待できると言えるでしょう。

続いては、より身近な革新についてです。

若し自分の家の値段の月足チャートが見れたら、、、住宅データベースのネット企業、ジローがIPOする

「百聞は一見にしかず」ですから実際にジローの「住宅株価ページ」を見て下さい。下にスクロールすると個々の家の値段の「月足チャート」が出てきます。
しかもその物件の所在する同じ地域の平均物件価格に比べて、その家がアウトパフォームしているか、アンダーパフォームしているか一目瞭然です。
同社は郡(カウンティ)役場などに保存されている住宅取引登記などからこの推定価格を複雑なアルゴリズムを使ってはじき出しています。
その家の売主が幾らの売値を提示しているか?ということもチャートにして見ることが出来ます。

これはぜひ使ってみたいですね。ただ、不動産屋の既得権益を侵すものですから、不動産会社がこれを率先してやるとは思えず、あるとすれば、リクルートのスーモなどの不動産情報系サービスに付属するものとしてではないでしょうか。

最後は、競争の激しい服飾業界についてです。

フランチェスカ(ティッカー:FRAN)は専門店のIPOが成功する典型的パターン

フランチェスカはショッピング体験の差別化をするため、幅広く、かつ浅いマーチャンダイジングを目指しています。同社の扱うアイテムはいずれも高品質でファッション・コンシャス、そしてバリューを意識しています。
同社の仕入れ戦略は、ひとつのSKUで5つ程度の在庫しか仕入れないという点に特徴があります。
言い換えればわざと「常に売り切れるようにする」わけです。

このタイプの店は日本においても増えてきているように思います。特に、ウェブでのダイレクト販売を併設している会社なんかでは、ウェブではだいたい売り切れになっていることが多いです。宝探し感と、習慣としての店舗訪問を狙ったうまい戦略だと思います。

弁理士(Patent Attorney)志望、個人投資家(Invester)。TDLと同い年。平成24年合格を目指して3月から勉強開始。F1とドラえもんをこよなく愛す。I wanna be friends and build strong ties with you:)特に知財関係の方は宜しくお願いします。

Leave a Reply